2011年8月29日月曜日

希望の星

今も忘れられない「小さな伊藤みどりちゃん」
その衝撃は強い記憶となって、今も心から離れません。
テレビで演技する姿を観る機会がある度に、ドキドキワクワクしながら一喜一憂しました。

しかし、彼女は圧倒的なジャンプを決めながら、なかなか勝つことが出来なかったと思います。
「みどりちゃんの方が凄かったのに、どうして?」と何度思ったことでしょう。

白人選手の方が手足も長く、顔かたちも美しく、「表現力がある」から。
日本人では手足も短く、顔かたちでも劣り、「表現力が乏しい」から。

総じてこんな解説ばかりだったと記憶しています。
そんなものなのか、それじゃあ日本人は外人にずっと敵わないんだ、そう思いました。

テレビで専門家が解説することを、疑うことなど考えもしませんでした。

2011年8月28日日曜日

はじめの一歩

美しい、憧れのフィギュアスケート。札幌オリンピックのジャネット・リンさんを、テレビで観たあの日から、子供心に憧れが生まれたのは何年前だったのでしょう。あの頃から、必ずという訳ではなくとも、自然に番組があれば観るのが普通のことになっていました。
観ながら、日本人は欧米人(白人)には敵わないんだと感じていました。
それが、なにかの大会のエキシビションで、小さな女の子が出てきたのです。楽しそうに滑るその子は、大会入賞者よりもスゴイと思うようなジャンプを、ピョンピョンと跳んでいました。
その瞬間から、伊藤みどりというその少女が、心から離れなくなったのは当然のことでした。

2011年8月26日金曜日

何の「しっぽ」?

初っ端から、落ち込んでいます…

相手のある話は好きですが、独白のようなブログで、まとまりのある話が出来るか、そんな不安を抱えたままのスタートです。

博識でもないし、活動的でもない、その上若くも無い私ですが、なにかの役に立ちたいなんて気持ちは一人前にあるようです。
子育てと家庭に没頭して、やっと子供達も成人、社会に飛び立って行きました。「空の巣症候群」とまでは言わなくても、やはり虚しさを感じずにはいられないものです。かけがえの無い存在を守り育てる事のみで、自分の事を後回しにしてしまったことを、決して後悔はしていませんが、失ったものも小さくないという自覚もあります。皮肉なものですね。

そんな私が、日常の中で感じる違和感や疑問点、そんなものの「しっぽ」を探したいと思い立ちました。

奇しくも今日の午後、菅直人総理大臣が退陣表明をしたようです。
その様子がメディアから報道されるかと思いきや、全く目に付きません。
先日の島田紳助氏の引退表明は、今だしつこいくらいに流し続けるメディアが、です。

何かがおかしい、と感じる違和感だけを頼りにしている私も、勉強せねば、と強く感じています。